わが国の全人口における障がい者比率に関して厚生労働省の『障害者白書(令和5年6月版)』では「身体障害、知的障害、精神障害の3区分について、各区分における障害者数の概数は、身体障害者(身体障害児を含む。以下同じ。)436万人、知的障害者(知的障害児を含む。以下同じ。)109万4千人、精神障害者614万8千人となっている。これを人口千人当たりの人数でみると、身体障害者は34人、知的障害者は9人、精神障害者は49人となる。複数の障害を併せ持つ者もいるため、単純な合計にはならないものの、国民のおよそ9.2%が何らかの障害を有していることになる。」と紹介されています。
およそ10.9人に一人、1,160万人超が何らかの障がいを持っている、これが日本の現状なのです。

しかし、日常的に障がい者の皆様と接している方々は少ないのではないか?と思われます。

私たちは「ノーマライゼーションの実現を!」を合言葉に、日々活動を行なっています。
それは障がい者グループホーム『ほたるの里/杜』をはじめ、就労継続支援B型作業所/生活介護『ほたるの仕事場』、高齢者と障がい者の共生型の生活介護デイサービス『ほたるの園』など「ほたる」ブランドのもと事業展開を行っています。

その活動の一端をご紹介できればと思い、『ほたる福祉通信』を発刊しました。

本紙を通じて、障がい福祉に関するご理解を深めていただければ幸いです。